こんにちは!桜花自動車の大日向(ひなたん)です!
販売中のクラウン ロイヤルツーリング V パッケージ、ワンオーナーカー
●1999(平成11)年6月登録
●走行距離 8.0万キロ
●スーパーホワイトパールマイカ
●修復歴なし
受入点検でオイル漏れが見つかったので、その修理を行いました。
今回はエンジンフロント側のオイルシールを交換です。
ここでオイル漏れしているときは、タイミングベルトにオイルが付着してしまっている場合もあります。
ベルトの状態をよく点検しましたところ、ベルトの劣化やオイルの付着は全くありませんでした。
カムシャフト2本とクランクシャフト、合計3ヶ所オイルシールを交換します。
この二つのシャフト、役割が違いまして。
混合気(空気+ガソリン)を入れる吸気口、排気ガスを出す排気口にはバルブというフタがあり、それを開閉するのがカムシャフト。
そんでもってクランクシャフトは、ピストンの往復運動を回転運動へ変換する。
その回転運動はタイヤを回転させるための動力になって、トランスミッションへと繋がっていきます。
カムとクランク、両方とも金属を守るためにエンジンオイルが潤滑。
そのオイルがエンジン内部から漏れないように堰き止めているのが、オイルシールです。
外したオイルシールを触ってみたら、カチンカチン。
新品(下)はプニプニしてますね。
どうやらエンジンオイルの熱でこんなに硬くなっちゃうそうです。
のぶちん「オイルシール入れるの難しいんだよ。クルマによって違うんだけど、均一に同じ深さを差し込まなきゃいけない。」
均一に満遍なく入れるのって難しそう。
クルマによって専用工具があるらしいけど、全部揃えていられない。
そんな時のために、自作工具(のぶちん特製)も作っているそう。
のぶちん「これは7ミリで止まるようになってる。こういうのがあれば失敗しないね。」
取付完了!
このあと復元、アフロ社長が100キロ試運転。オイル漏れは直りました!
ホームページの販売ページにも本日掲載☆彡
車両状態やその他の整備内容なども詳しく説明していますので、是非チェックしてみてください。
とってもいい感じです。
日差しが強くなってきたから、窓ガラスにUVシート貼らなくては〜〜♡