BLOG

ブログ

桜花自動車の日常は素敵です。
整備、車検、販売、買取、磨き、どれにおいても最高の仕事を心がけております。
2024年はブログが更に充実するよう工夫を重ねていきます。

のぶちん整備日誌

BMWミニ R56 左テールランプ接触不良修理 安曇野市 整備工場 桜花自動車 のぶちん整備日誌13

デカいけど ミニ。
昨今では比較的小さい車ですがね。

先代のミニは 軽自動車よりも小さかったもんなぁ。
大きくなったねぇ おじさんうれしいよ。

なんて親戚の子を見るような目線ですが

今回は ミニです。

実は ミニ あるある修理です。

さっそくいってみよー(ブリンバンバンブリンバンバンブリンバンバー)


☆彡

まずですね メーター内にこういった表示が出ます。

何に見えますか?

テントウムシ!
カメ!
手りゅう弾!
エヘン虫!(知ってる人いるかなー?)
そういや地図記号でこんなのあったよなー。

まじめにやれ!

これはですね 「どこかの電球が切れている」 という警告です。

親切ですねー 今はもう車が知らせてくれるんですよ。

そんでもって こいつは「Rシリーズのミニによくあるトラブル」
なんですねぇ。

もうちょっと言うと BMWあるあるなんですよねぇ。
さらに言うと どういうわけだか 左側なんですよねぇ。
不思議ですねぇ。

Rシリーズのミニにお乗りの方 こういうトラブルありましたでしょ?
そんで ランプユニット交換したでしょ?

高いんですよ。四万円くらいしたかな?
でもね またなるんですよ。(現在は対策品になっているというハナシですが)

ウチはそんなことしません。ボクチンもそんな事はしません。したくないです。


という事で修理します。


うりゃうりゃうりゃー(謎の気合)

はい。 突然ですが電球のソケットです。

この迷路のような模様は 電極でして ここを電気が流れます。


そんでもって

この部分ですね 黒く 弧を描いてるところです。

電球を抑えるツボのような物と 接触します。

よく見ると(みえずらくてごめん)黒くポチっとなってますね。

この部分が熱をもって 電極が焦げて 陥没しちゃうんですよ。

大丈夫です。大半の車が この症状になります。

ほぉーら あなたのミニも・・・・・


はい 修理です。修理しますよー。

ハンダをうっすーく 盛ります。
塗りつけるという感じですかね。

材質が鉄?なんで案外ハンダもよく流れます。

下処理をして
フラックスを塗って・・・・気合一発! 

下のプラスチック部分に熱が入らないように一瞬で 

キメます!。


(いまその一瞬の最中)

おぉ! うまくいった! オレ天才か!

この状態では 盛りが多いので 電球がはまりません。

もう一度過熱して 余分なハンダをふき取ります。

スゲー綺麗にできたのに 画像撮るの忘れたよぉ。



これでよし。


さて ここからは必殺技のコーナーです。

実は この修理をしても また再発することがあるんです。

いやー たくさん勉強させてもらいました(遠い目)

何故再発するのか?

ふふふ 初歩的な事だよワトソン君(なぜかシャーロックな口調)

車体側のハーネスと さっきの迷路な電極たちをよく見ると・・・

全て解っちゃったんですよ。みなさんを集めて下さい。(小五郎でてきた)

でもこれは必殺技だから

ちょいちょい困ってる方 買うより安く修理します。



☆彡


おまけコーナー

さて ランプを外したついでにご紹介。

ハーネス(電線)の他に 緑のワイヤーみたいなの見えますね

これ

引っ張ると 給油口が開くんです。

本当はランプは外さなくて トランク側に電球交換用のフタがありまして

そいつをパカっと外すと 見えます。

電気仕掛けで開くもんで バッテリー上がりの時に使うんですって。

あらまびっくり。


今回のような 普通じゃちょっとやらない こういった修理もやりますんで

まずは 桜花自動車で 検索だ!(ポチ)

変な工作技術や 加工機械 いっぱいあります。よろしくおねがいします。


またらいしゅー。